8月8日(土)今年の「くしろ港まつり演武会」を行いました。 |
標茶支部、釧路支部指導員 篠 塚 直 之 初段 |
例年、「港まつり」は8月第1週の金曜日から日曜日にかけて行われ、演武会の時間は2日目となっていましたので、当初演武会は8月1日(土)に行われると考えていました。港まつり実行委員会に参加の可否を問い合わせた際に、「港まつりは8月に入ってからの第1金曜日から始まる」と教えていただき、急ぎ、橋道場事務局に演武会の日程変更を連絡しました。 当日は5時に演武開始だったので、2時過ぎに資材を搬入し、氷柱を受け取りに行きました。気温が上がらず、なかなか氷のくもりが取れなかったので、試割を1本でいくか2本にするか迷いました。 集合時間の4時から、簡単なリハーサルを行いました。特に少年部では立ち位置や動きを確認しておくことは大切だと思います。また、当日変更になった部分や、それまでに気づかなかったことなども、この時点で変更、確認することが可能になります。 5時、資材を会場に移動しました。前回は、氷を移動させるのに時間がかかったので、今回は氷も含めたすべてを初めに移動させることにしました。雨が降らない限りは、この方法で問題ないと思いました。 準備が整い、演武会開始。 例年通り、基本稽古から、正拳中段突き、正拳顎打ち、手刀鎖骨打ち、正拳上段受け、上段前蹴り、上段回し蹴りを抜粋して行いました。アナウンスのタイミングとのズレがあったので、アナウンスで技の紹介をしてもらってから実技に入るなどの工夫が必要と感じました。 続いて、帯ごとに型、試割を行いました。試割の内容を演武会用に検討もしたのですが、最終的には昇級審査の内容に合わせることにしました。本部から持ってきていただいた板は、しっかりと乾燥させてあり、非常に割りやすかったようです。ただ、試割は割れれば良いというものではなく、技の習得の延長上にあるものだと思うので、心構えや割り方などを教えることも大切だと思いました。打ち上げの時にお話のあった、四方割での、割った後の構え、動作などはその例だと思います。 ともかく、少年部の皆さんは真剣に取り組んでくれました。 先輩方、先生方、師範の型、試割はさすがでした。 上級の先輩方や先生方にも協力していただき、進行は比較的スムーズだったと思います。橋道場では先輩、先生方が自分の役割以上のことができることだと思います。試合などでも、経験をもとに、この先自分に何ができるのかを考え、実行できる人が多いのかと感じます。
演武会の打ち上げは、標茶支部の菊地のお母さんにセッティングしていただきました。自分は、このような作業が苦手なので、非常に助かりました。ありがとうございます。 まとめです。 〇今回も、帯広、旭川、網走、札幌からたくさんの道場生に応援に来ていただけました。 〇少年部も、一生懸命取り組んでいました。 〇打ち上げ会場のセッティングなど、お母さん方の協力がいただけました。 ×気合が小さかった。 ×会場のセッティングに工夫が必要だった。 ×試割に使う板などは事前にいただいておくなどして、師範、先生方の手をできるだけわずらわせないようにする。 今回もたいへん勉強になりました。協力していただいた師範、先生方、先輩方、各道場生の皆さん、保護者の皆様、大変ありがとうございました。
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